メルマガ開封率が上がる曜日は?2026年最新データと業界別平均を解説

メルマガ担当者の皆さん、こんにちは。
Web集客の支援に携わる立場から、日々多くの配信データを見てきました。
「メルマガを送っているのに、なかなか開封されない」という悩みは、業種を問わず本当によく耳にします。
実は、配信する曜日や時間帯を見直すだけで、開封率が大きく変わることがあります。
本記事では、2026年最新のデータと業界別の平均値をもとに、開封率が上がりやすい曜日・時間帯を詳しく解説します。
さらに、自社に最適なタイミングを見つけるABテストの手順まで紹介しますので、最後まで読めば、自社のメルマガ運用にすぐ活かせる知識が身につきます。
結論:メルマガの開封率を上げるなら火〜木曜・午前中の配信が基本
結論から述べます。
メルマガの開封率を上げたい場合は、火曜〜木曜の午前中(10時前後)に配信するのが基本的なセオリーです。
これは国内外の複数の配信データで共通して見られる傾向です。
週明けの月曜日はメールが溜まりやすく見落とされる可能性が高いこと、週末に近い金曜日は業務がひと段落して集中力が落ちやすいことが背景にあります。


| 曜日 | 傾向 | 理由 |
|---|---|---|
| 月曜 | △ 開封率が下がりやすい | 週末分のメールが溜まっており見落とされやすい |
| 火〜木曜 | ◎ 開封率が高い傾向 | 業務リズムが安定し、メールを確認する余裕がある |
| 金曜 | △ やや下がる傾向 | 週末に向けて業務の締め作業が増え、確認が後回しになりやすい |
| 土日 | △〜○ 業種による | BtoBは大きく下がるが、BtoCは業種次第で伸びる場合もある |
ただし、この傾向はあくまで一般的な統計値に基づくものです。
業種やリストの属性によって最適な曜日は変わります。
例えば、BtoB向けのメルマガであれば平日の業務時間内が基本になります。
一方、主婦層や学生向けのBtoCメルマガでは、土日や夜間の開封率が高くなるケースもあります。
そのため、本記事で紹介する一般的な傾向を「仮説の出発点」として活用しながら、後半で紹介するABテストの手順を使って自社独自の最適解を見つけていくことをおすすめします。

メルマガの開封率とは(定義と正しい計測の仕組み)
メルマガの開封率は、配信したメールのうち何パーセントが実際に開封されたかを示す指標です。
一般的な算出方法は以下の計算式で表されます。
開封率(%)= 開封数 ÷(配信数 - 不達数)× 100
例えば、1,000件配信して不達が50件、開封が300件だった場合を考えてみましょう。
開封率は「300 ÷(1,000-50)× 100 = 約31.6%」となります。
多くの配信システムでは、メール本文に埋め込んだ1×1ピクセルの透明な画像(ビーコン画像)が読み込まれたタイミングを「開封」として計測しています。
【補足】計測方式の仕組み
メール本文にHTML形式で小さな画像タグを埋め込み、受信者がメールを開いた際にその画像が読み込まれることで「開封」を検知する仕組みです。
テキストのみのメールでは、この仕組みが使えないため開封率を計測できません。
この計測方法には、正確な数値が取れないケースがいくつか存在するため注意が必要です。
特に以下のケースでは、実際の開封率よりも低く(または高く)表示される可能性があります。
| ケース | 影響 |
|---|---|
| テキストメール形式で送信している | 画像が埋め込めないため開封が計測されない |
| 受信者のメールソフトが画像を自動的にブロックしている | 実際は開封していても未開封として計測される |
| iOSのメールプライバシー保護機能(Mail Privacy Protection)が有効 | Appleのサーバーが事前に画像を読み込むため、開封率が実態より高く表示される |
| プレビュー画面のみで内容を確認している | 画像が読み込まれず未開封扱いになる場合がある |
iOSのメールプライバシー保護機能は2021年秋にリリースされたiOS 15で導入された仕組みです。
標準メールアプリの利用者に対して既定でオンになる設定であり、2026年現在もiPhone・iPadユーザーの一定数がこの機能を有効にしたまま利用しているとみられます。


メルマガ開封率の平均値はどのくらい?
自社の開封率が高いのか低いのか判断するには、業界・時間帯・曜日それぞれの目安を把握しておくことが大切です。
業界別の開封率の目安
業界によってメルマガの開封率には大きな差があります。
| 業界 | 開封率の目安 |
|---|---|
| 非営利団体・NPO | 25〜30% |
| 教育・研修 | 22〜28% |
| 医療・ヘルスケア | 20〜26% |
| BtoBサービス | 18〜25% |
| 金融・保険 | 15〜22% |
| 小売・EC | 12〜20% |
| 旅行・レジャー | 12〜18% |
未確認情報ですが、これらの数値は海外の複数の配信プラットフォームが公開している集計データを参考にした目安であり、日本国内の実態と完全に一致するとは限りません。
また、前述のiOSメールプライバシー保護機能の影響により、近年は業界を問わず開封率の数値自体が実態より高めに出やすくなっている可能性がある点も踏まえて参考にしてください。
自社の開封率を評価する際は、同業種の目安と比較しつつ、過去の自社データとの変化(前月比・前年比)も併せて確認することをおすすめします。
時間帯別の開封率の目安
時間帯によっても開封率は変動します。
| 時間帯 | 傾向 |
|---|---|
| 6:00〜9:00 | 通勤・起床直後の確認で開封されやすい |
| 10:00〜11:00 | 業務開始後の落ち着いたタイミングで最も開封率が高い傾向 |
| 12:00〜13:00 | ランチタイムに開封される傾向があるが人により差が大きい |
| 14:00〜17:00 | 業務中でメール確認の頻度が下がりやすい |
| 20:00〜22:00 | 就寝前のスマホ閲覧で開封される傾向(BtoC向けで強い) |
曜日別の開封率の目安
曜日別では、火曜〜木曜が高く、月曜・金曜・土日は下がる傾向が一般的に見られます。

【補足】あくまで統計上の傾向
曜日別の開封率の傾向は、業種やリストの属性によって変動幅が大きいため、次章で紹介するBtoB・BtoC別の違いも併せて確認してください。
あわせて読みたいメルマガ開封率の目安は?業界別データと自分の数字の読み方【2026年最新】メルマガを配信していると、「うちの開封率20%って高いの?低いの?」という疑問が必ず出てきます。 結論からお伝えすると、メルマガ開封率の目安は業界平均で20〜30%程度とされてきましたが、2026年現在ではこの前提そのものが崩れつつあります
開封率が高い曜日の傾向(BtoB・BtoC別)
同じ「メルマガ」であっても、BtoB向けとBtoC向けでは読者の生活リズムが異なります。
そのため、開封率が高くなる曜日にも違いが出ます。
BtoB向けメルマガに適した曜日
BtoB向けのメルマガは、火曜〜木曜が最も開封率が高くなる傾向にあります。
これは、ビジネスパーソンの業務リズムと密接に関係しています。
月曜日は週末に溜まったメールの処理や会議の準備に追われるため、新規のメルマガは後回しにされやすい傾向があります。
一方、金曜日は週末に向けて業務を締める作業が増え、新しい情報を積極的に取り込む余裕が減っていきます。
そのため、業務が安定している火曜〜木曜、特に午前10時前後の配信が、BtoB向けメルマガの基本セオリーとされています。
BtoB向け配信タイミングの要点
・曜日:火曜〜木曜
・時間帯:午前10時前後
・避けたい曜日:月曜(メール処理に追われる)、金曜(週末業務の締めで余裕がない)
BtoC向けメルマガに適した曜日
BtoC向けメルマガは、BtoBとは異なる傾向を示します。
消費者は業務リズムに縛られないため、平日夜間や週末にメルマガを開封するケースが増えます。
特にECサイトやライフスタイル系のメルマガでは、土曜日の午前中や日曜日の夜に開封率が上がる事例も見られます。
ただし、これは業種によって差が大きい点に注意が必要です。
「BtoCだから土日が良い」と一律に決めつけるのは避けるべきです。


例えば、家事や仕事で忙しい平日を避けて週末にゆっくり情報収集する層をターゲットにする場合は土日が向いています。
逆に「平日の隙間時間に手軽に読みたい」というニーズが強い場合は、平日夜間の配信が有効なこともあります。
BtoC向け配信タイミングの要点
・曜日:業種によって平日夜間〜週末まで幅がある
・時間帯:夜20時〜22時、または土曜午前が候補
・注意点:一律に土日が良いと決めつけず、自社の顧客層の生活リズムを確認する
開封率が高い時間帯の傾向(ターゲット属性別)
配信するメルマガのターゲット属性によって、開封率が高くなる時間帯も変わってきます。
会社員をターゲットにする場合
会社員をターゲットにする場合、通勤時間帯(7時〜9時)と業務開始後の落ち着いたタイミング(10時〜11時)が開封されやすい時間帯です。
昼休みの12時〜13時も一定の開封が見られます。
ただし、ランチの過ごし方は人によって異なるため、午前中に比べると安定性は下がります。
夕方以降は会議や残業などで確認が後回しになりやすく、開封率が落ち込む傾向があります。
主婦・主夫をターゲットにする場合
主婦・主夫層は、家事や育児のスケジュールに合わせてスマホを確認する時間帯が分散しやすい特徴があります。
一般的には、朝の家事がひと段落する9時〜10時や、子どもが学校・幼稚園に行った後の午前中、夕食準備前の15時〜16時が狙い目とされています。
夜は家族の対応で忙しくなることが多く、開封のタイミングとしては午前中から午後早めの時間帯が優先されやすい傾向です。
学生をターゲットにする場合
学生は授業や部活動のスケジュールに左右されます。
そのため日中の開封率は低めになりやすく、夜間(20時〜24時)に開封が集中する傾向があります。
特に大学生や専門学生はスマホ利用時間が長く、就寝前のタイミングでメールを確認する習慣を持つ層が一定数存在します。
【補足】学生向けは配信時間の見極めが重要
学生は生活リズムの個人差が大きいため、平均的な傾向だけでなく、自社リストでの実測データを早期に確認することが特に重要な層です。
シニア層をターゲットにする場合
シニア層は、若年層に比べて朝の時間帯(8時〜10時)にメールを確認する習慣が根強く残っている傾向があります。
日中の活動時間が規則的な方が多く、午前中にじっくりメールを読む時間を確保しているケースが多いことが背景にあると考えられます。
夜間の開封率は他の年代に比べて低めになる傾向があるため、シニア層向けのメルマガは午前中の配信を軸に検討するとよいでしょう。
2026年の働き方・生活リズムの変化が開封タイミングに与える影響
これまで紹介してきた曜日・時間帯の傾向は、あくまで一般的な統計に基づくものです。
しかし、2026年現在、テレワークやハイブリッドワークが多くの企業で定着しています。
その結果、通勤時間帯そのものが分散する働き方が一般化しています。
かつては「通勤中の7時〜9時に開封が集中する」という傾向が強くありました。
テレワークが定着した現在は、在宅勤務日と出社日で開封のタイミングが変わるという新しい傾向が生まれています。
具体的には、在宅勤務の日はオフィスへの移動時間がない分、業務開始直後の時間帯(9時前後)にメール確認の集中度が高まりやすくなります。
逆に出社日はまだ通勤中の確認が一定数残っているという二極化が見られます。
2026年時点で見直したいポイント
・通勤時間帯の開封集中が薄れ、業務開始直後(9時〜10時)への集中度が相対的に高まっている
・「ランチタイムのシフト」が進み、12時台だけでなく13時台にずれ込むケースも増えている
・在宅勤務日・出社日で開封傾向が変わる可能性があるため、曜日単位での分析に加え、配信先の働き方の傾向も踏まえた検証が有効
未確認情報ですが、こうした働き方の多様化により、「全リスト共通のゴールデンタイム」が以前よりも見えにくくなっているという指摘も一部の配信事業者から出ています。
そのため、2026年時点では、一般的な傾向をベースにしつつも、後述するABテストによる自社データの検証がこれまで以上に重要性を増していると言えます。

曜日・時間帯を固定配信することの効果と注意点
メルマガ配信を安定運用するうえで、曜日・時間帯を固定することには一定のメリットがあります。
読者側から見ると「このメルマガは毎週火曜の朝に届く」という認識が定着します。
これにより、期待感を持って開封してもらいやすくなる効果が期待できます。
配信側にとっても、制作・配信のスケジュールが決まっているため、運用の負荷が安定するという利点があります。
一方で、固定配信には見落としてはならないリスクも存在します。
同じ曜日・時間帯に固定し続けると、読者が「いつも同じタイミングで来るメール」として意識から外れてしまい、開封率が徐々に低下する「慣れ」の現象が起きることがあります。


【注意】固定配信のみに頼るリスク
固定配信は運用の安定には有効ですが、それだけに頼ると読者の生活リズムの変化(転職、季節変動、働き方の変化など)に対応できず、じわじわと開封率が下がっていく可能性があります。
半年〜1年に一度は配信タイミングを見直すことをおすすめします。
まずは一般的な傾向(火〜木曜・午前中)を基準に固定配信を始めて自社の基礎データを蓄積しましょう。
その後は次章で紹介するABテストを使って定期的に検証し直すという運用が、開封率を長期的に維持するうえで有効です。
自社に最適な配信タイミングを見つけるABテストの手順
一般的な傾向はあくまで出発点です。
実際に開封率を最大化するには、自社のリストで曜日・時間帯のABテストを行うことが欠かせません。
配信数に応じたサンプル配分の考え方
ABテストのサンプル配分は、配信リストの件数によって考え方を変える必要があります。
| リストの規模 | 推奨されるテスト配分方法 |
|---|---|
| 数百〜1,000件程度 | リストを2分割し、50%ずつ異なる曜日・時間帯で配信する |
| 数千〜1万件程度 | リストを2〜3分割し、それぞれ異なる条件でテスト配信する |
| 数万件以上 | 全体の30%を3〜4パターンに分けてテスト配信し、最も開封率が高かった条件を残り70%に本配信する |
数万件以上の大規模リストの場合、いきなり全件を1つの条件で配信するのはおすすめできません。
まず30%程度でテストし、勝ちパターンを見極めてから残り70%に展開するという二段階の方法を取ることで、失敗した場合の影響を最小限に抑えながら精度の高い検証ができます。
【補足】テスト配分を考えるときの前提
テストする条件(曜日・時間帯)は一度に1つの変数だけを変えることが基本です。
曜日と時間帯を同時に変えてしまうと、どちらの要因が結果に影響したのか判断できなくなります。
検証期間と結果の見極め方
ABテストの検証期間は、最低でも2〜4週間、可能であれば1〜2ヶ月を目安に設定することをおすすめします。
1回の配信結果だけで判断すると、その週特有のイベントや季節要因(連休、大型セール、天候など)に結果が左右される可能性があります。
そのため、複数回の配信結果を蓄積してから判断することが重要です。
また、事前に立てた仮説(例:火曜午前が最も開封率が高いはず)と異なる結果が出ることも少なくありません。
仮説通りの結果が出なかった場合でも、その結果自体が自社リストの重要なデータです。
想定と違う結果が出た背景には、リストの構成(業種・年代・職種)や配信内容の傾向が影響している可能性があります。
結果を否定せずに次の仮説立てに活用する姿勢が求められます。

分析ツールを活用したデータ比較の方法
ABテストの結果を正確に比較するには、配信システムに搭載されているレポート機能や、外部の分析ツールを活用すると効率的です。
多くのメール配信システムには、曜日別・時間帯別の開封率をグラフで可視化する機能が標準で搭載されています。
ツール活用時のチェックポイント
・曜日別・時間帯別のレポートをCSVなどで出力し、複数回の配信結果を並べて比較できるようにする
・開封率だけでなく、クリック率や配信解除率も同じ軸で比較する
・可能であれば、配信システムのデータをスプレッドシートやBIツールに取り込み、期間をまたいだ傾向の変化を追えるようにする

曜日・時間帯以外で開封率を上げる方法
配信タイミングの最適化と並行して、件名やリストの質を改善することも開封率向上には欠かせません。
件名とプリヘッダーテキストを工夫する
未確認情報ですが、複数の配信事業者が公開している分析では、件名の文字数が短い(20〜30文字程度)メールの方が、40文字以上の長い件名のメールよりも開封率が高くなる傾向があったと報告されています。
これは、スマートフォンのメール一覧画面で件名が途中で省略されてしまうと、読者が内容を把握しづらくなり、開封の判断がしにくくなるためと考えられます。
以下は、件名とプリヘッダーテキストの組み合わせ例です。
【件名】8月限定|在庫が残り少ない人気商品のご案内 【プリヘッダーテキスト】今週中のご注文で通常配送より2日早くお届けします
【件名】〇〇様へ|今月のセミナー参加者を募集しています 【プリヘッダーテキスト】残席が少なくなってきました。詳細はこちらから
プリヘッダーテキストは、件名の直後に表示される本文冒頭の要約テキストのことです。
件名だけでは伝えきれない情報を補足する役割があります。
件名で興味を引き、プリヘッダーで「読む価値がある」と判断してもらう、という2段階の設計を意識することが開封率向上のポイントです。
【補足】プリヘッダーテキストとは
プリヘッダーテキストとは、メールの受信一覧画面で件名の下や横に表示される短いテキストのことです。
多くの配信システムでは、本文の最初のテキストがそのまま表示されるため、意図的に冒頭に要約文を入れておくことで、件名を補足する効果を発揮します。
配信頻度とリストの精査
配信頻度が高すぎると読者の負担になり、開封率の低下や配信停止につながる可能性があります。
一般的には、通常の情報配信は週1通程度、セールやセミナーなどの告知メールは月に2回程度を目安にすることが推奨されています。
配信頻度を増やしすぎると、読者が「メールが多すぎる」と感じて開封しなくなり、最終的には配信停止(配信解除)につながるリスクがあります。
また、長期間開封していない「休眠読者」がリストに多く残っていると、全体の開封率の数値を下げる要因になります。
| リストの精査方法 | 内容 |
|---|---|
| 休眠読者の定義を決める | 例:直近6ヶ月間、一度も開封していない読者 |
| 再エンゲージメント施策を行う | 「まだご興味はありますか?」といった専用メールを1回送る |
| 反応がない場合は配信対象から除外する | 開封率の数値の精度を高め、実際に読んでいる読者への配信に集中する |
以下は、休眠読者への再エンゲージメントメールの文面例です。
【件名】〇〇様、まだお役に立てていますか? 〇〇様 いつもメールマガジンをご登録いただき、ありがとうございます。 最近、〇〇様にメールをお届けできているか気になり、 ご連絡させていただきました。 もしご興味の内容が変わられた場合は、 下記のリンクから配信内容の設定を変更いただけます。 ▼配信設定の変更はこちら (URLを記載) 今後も〇〇様に役立つ情報をお届けできるよう努めてまいります。 ―――――――――――――― 〇〇株式会社 〇〇部 配信停止をご希望の場合はこちら:(URLを記載) ――――――――――――――
ゴミ箱行き・迷惑メール判定を回避する工夫
どれだけ配信タイミングや件名を工夫しても、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまえば開封率は上がりません。
技術的な観点からの基本対策として、以下の項目を確認しておくことが重要です。
- 送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)を正しく設定する
- フリーメールアドレス(Gmailなど)を送信元に使わず、独自ドメインのメールアドレスを使用する
- 本文中に過度な装飾(大量の絵文字、全角記号の乱用)を避ける
- 「無料」「今すぐ」などの迷惑メールに多用されやすいフレーズを件名に多用しない
- 不達(バウンス)が続くアドレスを定期的にリストから除外する
【注意】送信ドメイン認証は必須の基本対策
SPF・DKIM・DMARCといった送信ドメイン認証の設定は、迷惑メール判定を避けるための最低限の技術対策です。
Gmail・Yahoo!などの主要な受信側プロバイダは、2024年以降、1日あたり大量にメールを送信する送信者に対してこれらの認証設定を事実上必須の要件としており、未設定の場合は開封率の低下どころか、そもそも受信ボックスに届かない可能性があります。
設定していない場合、開封率が低い原因が配信タイミングではなく、送信環境そのものにある可能性があるため、まずはこの設定状況を確認することをおすすめします。
開封率以外に見るべき指標とKPI設計
開封率はメルマガ運用の重要な指標のひとつです。
しかし、それだけを追いかけていると本来の目的を見失う可能性があります。
クリック率・不達率・購読解除率との関係
メルマガの成果を正しく評価するには、開封率だけでなく、クリック率・不達率・購読解除率まで含めたファネル全体を見る必要があります。
| 指標 | 定義 | 見るべき理由 |
|---|---|---|
| 開封率 | 配信数のうち開封された割合 | メールが読者の目に触れたかを示す入口の指標 |
| クリック率 | 開封数のうち本文内のリンクがクリックされた割合 | 本文の内容が読者の行動を促せたかを示す |
| 不達率 | 配信数のうち届かなかった割合 | リストの健全性や送信環境の問題を示す |
| 購読解除率 | 配信数のうち配信停止された割合 | 配信内容や頻度が読者の期待とずれていないかを示す |
開封率が高くても、クリック率が低い場合は注意が必要です。
件名で興味を引けているものの、本文の内容や訴求が読者の期待に応えられていない可能性があります。
つまり、開封率の改善は「入口」の課題解決です。
その先のクリック率やコンバージョンにつながる「本文の質」の改善と合わせて取り組む必要があるということです。
ファネル視点でのチェック順序
1. 不達率が高い → リストの精査・送信ドメイン認証を確認
2. 開封率が低い → 配信タイミング・件名を見直す
3. クリック率が低い → 本文の構成・訴求内容を見直す
4. 購読解除率が高い → 配信頻度・コンテンツの内容と読者の期待のズレを確認
開封率に固執しすぎないための考え方
開封率が業界平均より低いからといって、必ずしも緊急の改善が必要というわけではありません。
例えば、開封率は平均よりやや低いものの、クリック率やコンバージョン率が高く、実際の売上や問い合わせにしっかりつながっている場合があります。
このような場合は、開封率よりもクリック率以降の指標を優先して評価すべきケースもあります。
開封率だけを見て一喜一憂するのではなく、「開封率→クリック率→コンバージョン」という一連の流れの中で、どこに改善余地があるのかを見極めることが重要です。


自社のメルマガの目的(売上向上、認知拡大、関係維持など)に応じて、どの指標を優先的に改善すべきかを整理しておきましょう。
そうすることで、開封率という一つの数字に振られすぎずに運用を続けられます。
まとめ:自社のゴールデンタイムを見つけて開封率を高めよう
本記事では、メルマガの開封率を上げるための曜日・時間帯の一般的な傾向と、2026年時点の働き方の変化を踏まえた視点を解説しました。
一般的には火曜〜木曜の午前中がBtoB向けメルマガの基本セオリーとされます。
BtoC向けや学生・シニア層向けなど、ターゲット属性によって最適な時間帯は変わります。
しかし、これらの傾向はあくまで統計的な出発点であり、自社のリストにそのまま当てはまるとは限りません。
最終的に開封率を高める最も確実な方法は、本記事で紹介したABテストの手順を使って、自社独自の「ゴールデンタイム」を見つけ出すことです。
曜日・時間帯の最適化と、件名・リストの精査・技術的な対策を組み合わせることで、開封率、そしてその先のクリック率やコンバージョンの改善につなげていくことができます。
配信タイミングの検証や運用の仕組みづくりを一から進めるのが難しいと感じる場合は、専門的な支援サービスを活用することで、より早く自社に合った運用体制を整えられます。
あわせて読みたいメルマガタイトルのコツ|開封率を上げる4Uの型と例文【2026年版】メルマガを配信しても開封されない、クリックされない、そんな悩みを抱えている方は少なくないはずです。 その原因の多くは本文の内容ではなく、タイトル(件名)の作り方にあります。 この記事では、メルマガタイトルで開封率を上げるための具体的な型と、
あわせて読みたいメルマガ件名は何文字が最適?2026年最新データと開封率アップの黄金ルールメルマガの件名は何文字にすればよいのか、開封率を左右する要素だけに悩ましく感じている担当者は多いのではないでしょうか。この記事では、PC・スマホ・iPhone/Androidなど受信環境ごとの表示文字数の違いや、2026年最新データに基づく
よくある質問(FAQ)
メルマガの開封率の平均は?
業界によって差がありますが、一般的な目安としては12%〜30%程度の範囲に収まることが多いとされています。
非営利団体や教育・研修業界は比較的高く、小売・ECや旅行・レジャー業界はやや低めになる傾向があります。
なお、iOSのメールプライバシー保護機能の影響により、近年はこうした開封率の数値自体が実態よりやや高めに出やすくなっている可能性がある点も踏まえておく必要があります。
自社の数値を評価する際は、同業種の目安と比較しつつ、過去の自社データとの変化を確認することをおすすめします。
LINEの開封率が高い曜日は?
未確認情報ですが、LINE公式アカウントの開封(既読)率についても、メルマガと同様に平日、特に火曜〜木曜の日中に高くなる傾向があると言われることがあります。
ただし、LINEはメールと比較して即時性の高いコミュニケーションツールです。
そのため、メルマガの傾向をそのまま当てはめるのではなく、LINE独自のデータで検証することをおすすめします。
ステップメールを送る時間は?
未確認情報ですが、ステップメールは登録直後の熱量が高いタイミングで最初のメールを送ることが一般的です。
その後は登録した曜日・時間帯を基準に一定間隔で配信する設計が多く採用されています。
そのため、「何時に送るべきか」よりも、「登録から何時間後・何日後に送るべきか」という設計を重視する考え方が主流です。
営業メールに最適な時間帯は?
未確認情報ですが、営業メール(BtoBの個別アプローチメール)については、業務開始直後の9時台や、昼休み明けの13時台に開封されやすいという考え方が一般的に紹介されることがあります。
これはメルマガと同様に、ビジネスパーソンの業務リズムに合わせたタイミングです。
本記事で紹介したBtoB向けメルマガの傾向とも共通する部分が多いと考えられます。


